虚血性腸炎
虚血性腸炎
多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅周辺にお住まいの皆さん、お腹の左側が急に痛み出し、その後に下痢や血便が出て驚かれた経験はありませんか。それは虚血性腸炎という病気かもしれません。虚血性腸炎とは、大腸へ血液を送る血管の流れが一時的に悪くなることで、大腸の粘膜に炎症や潰瘍が起きてしまう疾患です。特に左側の腹痛を伴うことが多く、比較的急激に症状が進むのが特徴です。私たちは、聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩2分の場所にある聖蹟トータルクリニックとして、こうした急なお腹のトラブルに迅速に対応しています。
当院では、AI技術を導入した内視鏡システムを活用し、痛みの少ない大腸カメラ検査を通じて、虚血性腸炎の正確な診断に努めています。虚血性腸炎は適切な処置を行えば多くの場合で改善が見込める病気ですが、放置すると稀に重症化することもあります。また、土曜日や隔週の日曜日にも診療を行っているため、平日はお忙しい多摩市近隣の方々も、症状が出た際にすぐにご相談いただける体制を整えています。不安を感じたら、我慢せずに私たちのクリニックのドアを叩いてください。
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虚血性腸炎の症状について
虚血性腸炎の典型的な症状は、何の前触れもなく突然起こる激しい腹痛です。多くの場合、お腹の左側に痛みを感じることが多いのですが、これは大腸の左側にある「下行結腸」や「左側結腸」が、解剖学的に血流不足に陥りやすい構造をしているためです。冷や汗が出るほどの強い痛みが出ることも珍しくありません。
腹痛が始まってから数十分から数時間以内に、次に現れるのが下痢です。そして、その下痢に続いて鮮血便、つまり血が混じった便が出ることがあります。真っ赤な血が出て驚かれる患者さんも多いですが、これは炎症を起こした腸の粘膜から出血しているサインです。
臨床現場でよく見られる患者さんの訴えには、以下のようなものがあります。
- 突然、左下腹部がギュッと絞られるように痛くなった・・
- 腹痛の後に何度もトイレに行きたくなり、最初は普通の下痢だったが、次第に血が混じるようになった・・
- 吐き気や嘔吐を伴い、お腹が張った感じがする・・
高齢の方に多い病気だと思われがちですが、実は若い女性の方にも見られます。特に便秘がひどい時に、いきんで排便した直後に発症するケースが目立ちます。痛みが一時的に治まったとしても、腸の中では炎症が起きている可能性があります。血便が出た場合は、迷わずに医療機関を受診することが大切です。
虚血性腸炎の原因について
虚血性腸炎の直接的な原因は、大腸の壁に血液を供給する血管が細くなったり、一時的に詰まったりすることで起きる血流障害です。腸の細胞に必要な酸素や栄養が届かなくなるため、粘膜がダメージを受けて剥がれ落ち、潰瘍が形成されます。
なぜ血流が悪くなるのかについては、いくつかの要因が組み合わさっていると考えられています。代表的な要因は以下の通りです。
血管の要因
加齢に伴う動脈硬化が進むと、血管の柔軟性が失われ、血流が滞りやすくなります。そのため、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの持病がある方は注意が必要です。
腸管内圧の要因
これが若い方や女性に多い原因ですが、便秘によって腸の中に便が溜まり、腸の内圧が高まることで血管が圧迫されます。さらに、排便時に強く「いきむ」ことで一時的に血圧が変動し、血流が途絶えるきっかけになることがあります。
生活習慣や脱水
水分不足によって血液がドロドロになると、細い血管が詰まりやすくなります。夏場の脱水や、激しい運動の後、あるいは下剤を服用して急激に腸が動いた時なども、虚血性腸炎を引き起こすきっかけとなります。
当院では、こうした背景要因を詳しくお伺いし、再発を防ぐための生活指導も行っています。聖蹟桜ヶ丘周辺で生活されている皆さんの日常の中に、思わぬリスクが隠れているかもしれません。
虚血性腸炎の病気の種類について
虚血性腸炎は、その経過や重症度によって大きく3つの型に分類されます。多くの患者さんは一番軽いタイプに該当しますが、診断の際にはどの型であるかを見極めることが非常に重要です。
一過性型
虚血性腸炎の患者さんの約80%から90%を占めるのがこのタイプです。一時的な血流不足により炎症が起きますが、数日から1週間程度の安静と治療で、粘膜が元通りに再生します。後遺症が残ることもほとんどなく、適切に処置すれば予後は良好です。
狭窄型
炎症が深く、腸の壁が厚くなったまま治癒しようとする過程で、腸の通り道が狭くなってしまうタイプです。治った後も、便が通りにくくなって腹痛や便秘を繰り返すことがあります。この場合は、定期的な経過観察が必要になります。
壊死型
非常に稀ですが、最も重症なタイプです。血流が完全に途絶え、腸の組織が死んでしまう「壊死」という状態に陥ります。腸に穴が開く(穿孔)危険があり、命に関わることもあるため、緊急手術が必要となる緊急性の高い状態です。
私たち聖蹟トータルクリニックでは、AI機能を搭載した内視鏡検査によって、腸の粘膜の状態を細かく確認し、これらを見分けています。早めに適切な型判断をすることが、安心への第一歩となります。
虚血性腸炎の治療法について
虚血性腸炎の治療の基本は、負担がかかっている腸を休ませること、つまり腸の安静です。
具体的な治療の流れは、症状の程度に合わせて決めていきます。
絶食と補液(点滴)
多くの場合は、数日間の絶食を行います。食べ物が腸を通るだけで刺激になり、症状が悪化するためです。食事を抜いている間の水分や栄養は点滴で補います。これにより、腸の血流が回復しやすくなり、炎症が鎮まっていきます。
薬物療法
腹痛を和らげるためのお薬や、腸内環境を整える整腸剤などを使用します。また、細菌感染が疑われる場合には抗生剤を投与することもあります。
食事の再開と食事療法
腹痛が消え、血便が止まったことを確認してから、慎重に食事を再開します。最初は重湯などの流動食から始め、徐々に形のあるものへ戻していきます。退院後や自宅療養中も、しばらくは消化の良い低残渣食を心がけることが大切です。
当院では、日帰りでの大腸カメラ検査を行い、その場で病変を確認した上で、最適な治療方針をご提案します。軽症であればご自宅での安静で改善することもありますが、自己判断は禁物です。点滴が必要な場合や重症の可能性がある場合は、速やかに適切な医療機関への橋渡しを行える体制を整えています。
虚血性腸炎についてのよくある質問
Q1.虚血性腸炎は一度治っても再発しますか?
A1.はい、残念ながら再発することがあります。特に便秘が改善されていない場合や、動脈硬化などの基礎疾患がある方は再発のリスクが高まります。再発を防ぐためには、日頃から水分をこまめに摂り、便通を整えることが非常に重要です。当院では再発予防のための生活習慣の改善提案も積極的に行っています。
Q2.大腸カメラ検査は必ず受けないといけませんか?
A2.虚血性腸炎と似た症状を示す病気に、潰瘍性大腸炎や感染性腸炎などがあります。これらは治療法が全く異なるため、正確な診断のために内視鏡検査は強く推奨されます。特に血便がある場合は、他の重大な病気が隠れていないかを確認するためにも、内視鏡で直接腸の中を見ることが最も確実な方法です。
Q3.家で安静にしていれば治りますか?
A3.軽症の一過性型であれば、自然に改善することもあります。しかし、ご自身で重症度を判断するのは非常に危険です。特に激しい痛みや、繰り返す下血がある場合は、腸が壊死に向かっている可能性も否定できません。必ず一度は消化器の診療を行っているクリニックを受診してください。
Q4.仕事はいつから復帰できますか?
A4.症状が落ち着き、普通の食事が摂れるようになれば復帰可能です。多くの方は1週間程度で通常の生活に戻れます。ただし、無理をすると再発のきっかけになるため、医師と相談しながら決めていきましょう。
院長より
突然の腹痛と血便に見舞われると、どなたでも強い不安を感じるものです。「何かの悪い病気ではないか」「すぐに手術が必要なのではないか」と、パニックになってしまうこともあるでしょう。聖蹟トータルクリニックでは、そんな患者さんの不安を少しでも早く解消できるよう、親身になって診療にあたっています。
私たちは、多摩市の皆さんに信頼される地域のかかりつけ医として、苦痛の少ない内視鏡検査にこだわっています。AIを活用した検査機器を導入しているため、小さな変化も見逃さない丁寧な診察が可能です。内視鏡検査と聞くと「痛い」「苦しい」というイメージを持たれがちですが、当院では鎮痛剤を使用し、リラックスした状態で受けていただける環境を整えています。
また、平日はお仕事で忙しい方のために、土曜日や日曜日の診療も行っています。女性の方にも安心して受診していただけるよう、レディースデイも設けております。私はお一人おひとりの体質や家族歴にも目を向け、多角的な視点からお腹の健康を守るお手伝いをしたいと考えています。
虚血性腸炎は、早めに適切な診断を受ければ、決して怖い病気ではありません。お腹の左側の痛みや血便など、少しでも「おかしいな」と感じたら、聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩2分の当院へ、どうぞお気軽にご相談ください。皆さんが笑顔で健やかな毎日を過ごせるよう、スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。
