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逆流性食道炎

逆流性食道炎は、胃酸や胃の内容物が食道に逆流し、食道の粘膜に炎症が起きてしまう病気です。食道の粘膜は胃の粘膜とは異なり、強い酸性である胃液に対しての防御機能が弱いため、逆流が繰り返されることで強い痛みや違和感が生じます。現代の日本では食生活の欧米化や加齢、ストレスなどの影響により、この症状に悩む方が非常に増えています。聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩2分の場所にある私たち聖蹟トータルクリニックでは、このような胸焼けや喉の違和感を抱える患者さんの不安に寄り添い、丁寧な診断と治療を心がけています。当院では鎮痛剤を使用した苦痛の少ない内視鏡検査を実施しており、最新のAI機能を導入した機器を用いることで、小さな病変も見逃さない精度の高い検査を目指しています。多摩市にお住まいの方や、お仕事帰りに聖蹟桜ヶ丘駅を利用される方が、お腹の不調を我慢することなく、気軽に相談できる場所でありたいと考えています。つらい症状を一時的なものだと放置せず、まずは私たちのクリニックへご相談ください。

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逆流性食道炎の症状について

逆流性食道炎の代表的な症状といえば、やはり「胸焼け」です。みぞおちのあたりから胸の下の方にかけて、焼けるような、あるいは熱くなるような不快感がこみ上げてくるのが特徴です。特に、食後しばらくしてから症状が出ることが多く、重いものを持ち上げたり、前かがみの姿勢をとったりしたときに悪化しやすい傾向があります。これは物理的に胃の内容物が逆流しやすくなるためです。

また、酸っぱい液体が口の中にまで上がってくる「呑酸(どんさん)」という症状もよく見られます。口の中が酸っぱく感じたり、苦い水が上がってきたりすることで、不快感だけでなく強いストレスを感じる方も少なくありません。これに伴い、喉の違和感やヒリヒリとした痛み、声のかすれなどが生じることもあります。一見すると風邪や喉の病気のように思えますが、実は胃酸が喉の近くまで逆流して粘膜を刺激していることが原因であるケースも多いのです。

意外に知られていない症状として、慢性的な「咳」や「喘息のような症状」があります。逆流した胃酸が気管を刺激したり、食道の神経を介して反射的に咳を引き起こしたりすることがあります。なかなか治らない咳で呼吸器内科を受診しても原因がわからず、実は逆流性食道炎だったということも珍しくありません。さらに、胸の痛みが強く出ることもあり、心臓の病気ではないかと心配されて受診される患者さんもいらっしゃいます。このように症状は多岐にわたるため、自己判断せず、適切な検査を受けることが大切です。

逆流性食道炎の原因について

逆流性食道炎が起こる大きな要因は、胃と食道のつなぎ目にある「下部食道括約筋」という筋肉の働きが弱まることにあります。通常、この筋肉は巾着袋の紐を締めるように、胃の内容物が食道へ戻らないように蓋をする役割を担っています。しかし、加齢によってこの筋肉が緩んだり、食道裂孔ヘルニア(胃の一部が胸の方へ飛び出してしまう状態)があったりすると、蓋が十分に閉まらなくなり、胃酸が容易に逆流してしまいます。

生活習慣も密接に関係しています。特に食生活の影響は大きく、脂っこい食事や肉料理の摂りすぎは、消化に時間がかかるため胃の中に食べ物が長く留まり、胃酸の分泌量を増やしてしまいます。また、チョコレートやケーキなどの甘いもの、コーヒー、アルコール、喫煙などは下部食道括約筋を緩める作用があるため注意が必要です。早食いや食べ過ぎ、そして食べてすぐ横になる習慣も、胃内の圧力を高めて逆流を誘発する大きなリスク因子となります。

さらに、腹圧がかかる状態も原因となります。肥満体型の方は内臓脂肪が胃を圧迫するため逆流しやすくなります。また、背中が丸まった前かがみの姿勢(猫背)や、お腹を締め付けるベルト、長時間のデスクワークなども腹圧を高めます。近年では、若年層でもスマホの長時間利用による姿勢の悪さから症状を訴える方が増えている印象があります。このように、体質的な要因と生活習慣が組み合わさることで発症するのがこの病気の特徴です。

逆流性食道炎の病気の種類について

逆流性食道炎は、内視鏡検査での見え方や症状の出方によって、大きくいくつかのタイプに分類されます。医師が診断を行う際には、これらの分類に基づいて治療方針を決定していきます。

  • びらん性胃食道逆流症・・内視鏡で直接食道の粘膜を見たときに、粘膜がただれたり(びらん)、潰瘍ができたりしている状態です。炎症の広がりによって重症度が判定されます。
  • 非びらん性胃食道逆流症(NERD)・・胸焼けなどの自覚症状は強くあるものの、内視鏡で検査をしても粘膜に明らかな炎症が見られない状態を指します。

特にNERD(ナード)と呼ばれる非びらん性のタイプは、粘膜の炎症はなくても、食道の過敏性やわずかな酸の逆流に反応して強い痛みを感じるため、患者さんの生活の質を大きく下げてしまいます。内視鏡で「異常なし」と言われても症状が続く場合は、このタイプを疑い、お薬による治療や生活指導を行っていきます。

また、重症化した場合には「バレット食道」という状態に移行することがあります。これは、繰り返される胃酸の刺激によって、食道の粘膜が胃の粘膜のような組織に置き換わってしまう現象です。バレット食道は将来的に食道がんのリスクを高める可能性があるため、定期的な内視鏡による経過観察が非常に重要となります。当院ではAIを搭載した高精度な内視鏡システムを使用し、このような粘膜の変化を細かくチェックしています。

逆流性食道炎の治療法について

逆流性食道炎の治療は、お薬による治療と生活習慣の改善を並行して行うことが基本となります。治療のゴールは、今あるつらい症状を抑えることと、食道粘膜の炎症を治し、再発を防ぐことにあります。

お薬の治療では、主に胃酸の分泌を強力に抑える「プロトンポンプ阻害薬(PPI)」や、より効果の発現が早い「P-CAB(カリウムイオン競合型アシッドブロッカー)」というお薬が使われます。これらのお薬を服用することで、胃液の酸性度を弱め、食道への刺激を劇的に減らすことが期待できます。症状が治まっても、自己判断で服用を中止すると再発しやすいため、医師の指示通りに継続することが重要です。また、胃の動きを助けるお薬や、食道の粘膜を保護するお薬を併用することもあります。

生活習慣の改善については、以下の点に取り組んでいただくことを推奨しています。

  • 食事の改善・・脂っこいもの、甘いもの、刺激物を控え、腹八分目を心がけます。
  • 食後の姿勢・・食べてから2時間から3時間は横にならず、座って過ごすようにします。
  • 睡眠時の工夫・・就寝時に上半身を少し高くして寝ると、夜間の逆流を防ぐのに有効です。
  • 腹圧の回避・・ベルトを緩め、猫背にならないよう姿勢を正します。減量も大きな効果があります。

当院では、単にお薬を処方するだけでなく、患者さん一人ひとりのライフスタイルに合わせたアドバイスを行っています。例えば、お仕事が忙しくて夜遅い食事になりがちな方には、分割して食べる方法や寝る前の過ごし方を具体的に提案しています。適切な治療と習慣の改善を組み合わせることで、多くの方が症状の改善を実感されています。

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逆流性食道炎についてのよくある質問

Q1. 胃カメラは絶対に受けなければなりませんか?

A1. 症状から逆流性食道炎が強く疑われる場合、まずはお薬で様子を見ることもあります。しかし、症状が似ている他の病気(食道がんや胃がんなど)が隠れていないかを確認するためには、内視鏡検査による直接の観察が最も信頼できる方法です。特に、症状が長く続いている方や、お薬を飲んでも改善しない方は、一度検査を受けることを強くおすすめします。

Q2. 薬はずっと飲み続けなければならないのでしょうか?

A2. 症状が改善し、粘膜の炎症が治まれば、お薬の量を減らしたり、症状が出たときだけ飲む「頓服」に切り替えたりすることが可能です。ただし、逆流性食道炎は再発しやすい病気ですので、生活習慣の改善が不十分な場合は、長期的な服用が必要になることもあります。当院では、寛解(症状が落ち着いた状態)を維持しながら、お薬を減らしていく方法を一緒に考えていきます。

Q3. 市販の胃薬を飲んでいても大丈夫ですか?

A3. 市販のお薬で一時的に症状が和らぐこともありますが、根本的な原因の解決にならない場合や、重大な疾患を見逃してしまう危険性があります。特に、胸焼けが頻繁に起こる、喉に違和感があるといった場合は、医療機関で適切な診断を受けることが、結果として健康を守る近道となります。

院長より

聖蹟トータルクリニックのホームページをご覧いただきありがとうございます。胸焼けや喉のつかえ感といった症状は、命に別状がないと思われがちですが、毎日続くことで食事の楽しみが奪われ、仕事の効率が下がるなど、生活の質を大きく損なうものです。私たち聖蹟トータルクリニックでは、患者さんが「こんな些細なことで相談してもいいのだろうか」とためらうことなく、安心して受診できる環境づくりを大切にしています。

当院の強みは、何といっても「苦痛の少ない内視鏡検査」です。私自身、検査に対する恐怖心から受診を遅らせてしまうことが、早期発見・早期治療の最大の壁であると考えています。そのため、当院では鎮痛剤を使用し、眠っている間に検査が終わる体制を整えています。また、最新のAI技術を導入し、微細な異常も見逃さない診断を目指しています。私は癌にまつわる不安にも深く向き合ってきました。単なる炎症の治療だけでなく、将来的な癌のリスク管理も含めたトータルな消化器診療を提供できることが、私たちの自負です。

聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩2分の便利な場所にあり、お忙しい方のために隔週で土日の診療や検査も行っています。また、レディースデイを設けるなど、どなたでもリラックスして通っていただける工夫をしています。お腹の悩みは一人で抱え込まず、私たち聖蹟トータルクリニックのスタッフにぜひお聞かせください。皆さんの毎日が健やかで笑顔あふれるものになるよう、全力でサポートいたします。

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