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食道がん

食道がんは、喉から胃へとつながる食道という管の粘膜に発生する悪性の腫瘍です。初期の段階では自覚症状がほとんど現れないため、自分自身で気づくことが非常に難しい病気の一つと言えます。私たちのクリニック、聖蹟トータルクリニックは、東京都多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩2分という通いやすい場所に位置しており、食道がんの早期発見に向けた内視鏡検査に力を入れています。食道がんは早期に発見できれば、お体を大きく傷つけることなく内視鏡による治療で治癒を目指すことが期待できる病気です。しかし、進行してしまうと、お食事を摂ることが困難になったり、周囲の臓器へ広がったりするため、予後を左右するのは「いかに早く見つけるか」にかかっています。当院では、高度なAI機能を導入した内視鏡システムを活用し、経験豊富な院長が、微細な粘膜の変化も見逃さないよう細心の注意を払って診察を行っています。また、内視鏡検査に対して「苦しい」「痛い」というイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、当院では鎮痛剤を使用した、眠ったような状態で受けられる苦痛の少ない検査を実施しています。多摩市にお住まいの方はもちろん、お仕事帰りに聖蹟桜ヶ丘駅を利用される方も、喉の違和感や胸のつかえなど、少しでも気になることがあれば、ぜひお気軽に当院へご相談ください。

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食道がんの症状について

食道がんは、初期の状態では粘膜の表面に留まっているため、ほとんど症状が出ません。健康診断や人間ドックで行われる胃カメラ検査(上部内視鏡検査)の際に、偶然発見されるケースが多いのが特徴です。病状が進行するにつれて、以下のような具体的な症状が現れ始めます。

食べ物のつかえ感と飲み込みにくさ

最も代表的な症状は、お食事の際に感じる「つかえ感」です。最初は、硬いお肉やお餅などを食べたときに、胸のあたりで食べ物が止まるような感覚を覚えます。がんが大きくなり食道の内腔が狭くなるにつれて、次第に柔らかい食べ物や水分さえも通りにくくなってしまいます。これを嚥下障害(えんげしょうがい)と呼びます。

胸の痛みや背中の痛み

食事を飲み込んだときに、胸の奥がチクチク痛んだり、熱いものを飲んだときにしみる感じがしたりすることがあります。がんが食道の壁を深く進み、周囲の神経や臓器を刺激するようになると、背中の方まで響くような鈍い痛みを感じる場合もあります。

体重減少と声のかすれ

食道が狭くなることで十分な食事が摂れなくなるため、体重が急激に減少することがあります。また、食道のすぐ近くを通っている「反回神経」という声を調節する神経にがんが広がると、声がかすれる(嗄声)といった症状が出ることがあります。

食道がんの原因について

食道がんの発生には、日々の生活習慣が深く関わっていることが分かっています。特に日本人に多い「扁平上皮がん」と呼ばれるタイプでは、以下の要因が強く影響します。

飲酒と喫煙の習慣

お酒とタバコは、食道がんの二大原因です。アルコールが体内で分解される際に生成される「アセトアルデヒド」には発がん性があり、これが食道の粘膜を繰り返し刺激することで、がんが発生しやすくなります。特にお酒を飲んで顔が赤くなる体質の方は、アセトアルデヒドを分解する酵素の働きが弱いため、食道がんになる可能性がより高いと考えられています。

熱い飲み物や食べ物

非常に熱いお茶やスープなどを好んで摂取する習慣も、食道の粘膜に慢性的な火傷のようなダメージを与えます。この繰り返される熱刺激が細胞を傷つけ、がん化を促進する原因の一つとなります。

逆流性食道炎とバレット食道

近年、欧米で多い「腺がん」というタイプの食道がんが日本でも増えています。これは、胃酸が食道に逆流する逆流性食道炎が長く続き、食道の粘膜が胃の粘膜のような組織に置き換わってしまう「バレット食道」が原因となります。肥満や欧米化した食生活が背景にあると言われています。

食道がんの病気の種類について

食道がんは、組織の種類や進行度(ステージ)によって分類され、それによって治療方針が大きく異なります。

組織型による分類

  • 扁平上皮がん(へんぺいじょうひがん)・・日本の食道がんの約90%を占めます。食道の表面を覆う扁平上皮から発生し、お酒やタバコが主な要因です。
  • 腺がん(せんがん)・・食道の粘膜下にある腺組織や、逆流性食道炎によって変化した粘膜から発生します。近年、増加傾向にあります。

進行度(ステージ)による分類

がんが食道の壁のどの深さまで達しているか(深達度)、リンパ節への転移があるか、他の臓器(肺や肝臓など)への転移があるかによって、ステージ0からステージIVに分けられます。

ステージ0やステージIの極めて早期の状態であれば、内視鏡でがんを剥離するだけで治癒を目指せる可能性が高いです。一方で、壁を突き抜けて周囲に広がっている場合は、手術や放射線治療、抗がん剤治療を組み合わせた複雑な治療が必要になります。

食道がんの治療法について

当院では、検査の結果に基づいて、お一人おひとりの患者さんの病状に適した治療のアドバイスを行っています。

内視鏡的切除(ESD・EMR)

がんが粘膜の浅い層に留まっており、転移の可能性がほとんどない場合に選択されます。口から入れた内視鏡を使い、内側からがんを切り取る治療です。お腹を切る必要がないため、お体への負担が非常に少なく、入院期間も短縮できます。

外科的手術

がんを完全に取り除くために、食道の一部または全部を切除し、胃や大腸を細く加工して代わりの通り道を作る(再建術)手術です。周囲のリンパ節も一緒に取り除きます。

化学放射線療法

放射線治療と抗がん剤(化学療法)を組み合わせて行う治療です。手術が難しい場合や、食道を温存したい場合に選ばれることがあります。

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食道がんについてのよくある質問

Q1. お酒を飲むとすぐに顔が赤くなりますが、食道がんになりやすいのでしょうか?

A1. はい、その傾向があります。顔が赤くなるのは、発がん性のあるアセトアルデヒドを分解する酵素の働きが弱いためです。このタイプの方が飲酒を続けると、食道がんのリスクが数倍から数十倍に高まると言われています。定期的な内視鏡検査をお勧めします。

Q2. 喉に少し違和感があるのですが、受診した方が良いですか?

A2. ぜひ受診してください。喉の違和感は、逆流性食道炎や咽頭炎でも起こりますが、食道がんの初期症状である可能性も否定できません。何でもないことを確認することも大切な医療の一つです。

Q3. 食道がんの検査は苦しいと聞きました。怖くて踏み切れません。

A3. ご安心ください。当院では鎮痛剤を使用し、リラックスした状態で受けられる内視鏡検査を行っています。多くの方が「気づいたら終わっていた」とおっしゃいます。怖がらずにまずはご相談ください。

Q4. 家族に食道がんの人が多いのですが、遺伝しますか?

A4. 遺伝的な要因が関与する場合もありますが、多くは食事や飲酒・喫煙などの共有された生活習慣が影響しています。

Q5. 内視鏡のAI機能とは何ですか?

A5. 高度なAI(人工知能)が、内視鏡のリアルタイム映像から「がんの疑いがある箇所」を自動的に検出し、医師に提示するシステムです。医師の経験にAIの客観的な解析を加えることで、より精度の高い診断を目指しています。

当院の食道がん診療について

聖蹟トータルクリニックでは、食道がんの早期発見・早期治療を何よりも大切に考えています。食道がんは、ひとたび進行してしまうと治療が非常に困難になる一方で、早期に見つけることができれば、内視鏡による治療で完治を目指せる病気です。

私たちは、患者さんが検査に対して抱く不安や恐怖心を少しでも取り除けるよう、ソフトとハードの両面で工夫を凝らしています。最新の高度なAI機能を搭載した内視鏡システムを導入し、微細な病変の発見に努めることはもちろん、鎮痛剤を使用した「眠ったまま受けられる検査」を徹底しています。内視鏡検査、マンモグラフィ、乳腺エコーの全てにAI技術を取り入れている点も私たちの強みです。

また、当院の院長はがんの遺伝に関するご相談やカウンセリングも承っております。ご家族にがんの方が多いという不安に対しても、専門的な見地から適切なアドバイスを差し上げることが可能です。

木曜日と土曜日の午前中にはレディースデイを設け、女性の患者さんがより安心して受診できる環境を整えています。また、お忙しい方のために隔週での土日診療も実施しております。聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩2分の場所で、地域の皆さんの健康を守るパートナーとして、質の高い医療を提供し続けたいと考えています。

院長より

食道がんは、ある程度進行するまで「痛くも痒くもない」という非常に厄介な性質を持っています。「喉が詰まる感じがする」と思って来院されたときには、すでにかなり病状が進んでいた、というケースを臨床現場で何度も見てきました。医師として、これほど悔しいことはありません。

だからこそ、私は「検査をもっと身近に、もっと楽に」したいと考えています。鎮静剤を使って苦痛を抑えること、高度なAI技術を使って診断の精度を高めること、これらはすべて「患者さんに一歩踏み出して検査を受けてもらうため」の手段です。当院では、胃カメラ検査と同時に食道もしっかりと観察し、わずかな赤みや凹凸も見逃さないよう、全神経を集中させて診察にあたっています。

「お酒が好きで顔が赤くなりやすい方」「タバコを長く吸われている方」「逆流性食道炎を指摘されたことがある方」は、ぜひ一度、内視鏡検査を受けてみてください。何もなければそれで安心ですし、もし何かあっても早期であれば、私たちの手で、あるいは適切な専門病院への橋渡しをすることで、未来を守ることができます。

多摩市の皆さんが、美味しく食事をし、楽しくお喋りできる毎日を長く続けられるよう、聖蹟トータルクリニックが全力でサポートいたします。どんな些細な不安でも構いません。聖蹟桜ヶ丘駅のすぐ近くで、皆様をお待ちしております。

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