メニュー

乳房の痛み

乳房に痛みを感じると、多くの方が「もしかして乳がんではないか」と強い不安を抱いて来院されます。しかし、乳房の痛みの原因は多岐にわたり、実際にはホルモンバランスの変化による生理的なものや、良性の疾患であることがほとんどです。聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩2分の場所にある当院では、こうした不安を抱える皆さんに寄り添い、丁寧な診断を行っています。当院ではマンモグラフィや乳腺エコーに高精度なAI機能を導入しており、医師の目とテクノロジーの両面から微細な変化を捉える体制を整えています。また、木曜と土曜の午前中をレディースデイとし、女性がより安心して受診できる環境を作りました。乳房の痛みというデリケートな悩みに対して、痛みの少ない検査と心の通った診療でサポートいたしますので、一人で悩まずに当院までお気軽にご相談ください。

local_phone お電話でお問い合わせ▶ WEB予約はこちら

乳房の痛みの原因

乳房に痛みが生じる原因は、大きく分けて生理的な要因と、何らかの病気や外部からの刺激によるものに分類されます。特に多くの女性が経験するのが、月経周期に伴うホルモンバランスの変化による痛みです。排卵後から月経が始まるまでの期間は、女性ホルモンの分泌が活発になり、乳腺の組織が水分を蓄えてむくんだり、張ったりしやすくなります。この時期に「乳房が重苦しい」「何かが当たると痛い」と感じることは、医学的には正常な反応の一部と考えられています。

一方で、月経周期に関係なく痛みが続く場合もあります。その原因の一つとして挙げられるのが、過度なストレスや不規則な生活習慣です。自律神経が乱れることでホルモンの調整がうまくいかなくなり、乳房に痛みが出ることがあります。また、カフェインの過剰摂取や高脂質な食事、喫煙などが乳腺の痛みを増強させる要因になるという見解もあります。生活環境の変化や心理的な負担が、体に現れているサインかもしれません。

それ以外にも、体に合っていない下着による圧迫や、激しい運動による筋肉痛、胸部の打撲などが原因となるケースも少なくありません。特に最近では、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用により、大胸筋という胸の筋肉が凝り固まり、その痛みを乳房の痛みとして認識してしまうこともあります。当院では、どのような状況で痛みが出るのか、どのような痛み方をするのかを詳しく伺い、多角的な視点から原因を探っていきます。

乳房の痛みによって引き起こされる病気

乳房の痛みを伴う代表的な状態や疾患について解説します。多くは良性のもので、命に関わることは稀ですが、適切な診断を受けることが安心への第一歩です。

乳腺症

乳腺症は病気というよりも、30代から50代の女性によく見られる「乳腺の生理的な変化」の総称です。主な症状は乳房の張りや痛み、しこりのような感触です。これらは月経周期に合わせて強くなったり弱くなったりするのが特徴です。乳腺症自体ががん化することはありませんが、しこりと区別がつきにくい場合があるため、検査で状態を確認しておくことが大切です。

乳腺炎

乳管に細菌が入り込んだり、母乳が詰まったりすることで炎症が起こる状態です。授乳期に起こることが多いですが、授乳期以外でも発症することがあります。患部が赤く腫れ上がり、強い痛みや熱感を伴うほか、高熱が出ることもあります。早めの消炎鎮痛剤や抗生剤による治療が必要ですので、強い痛みと発熱がある場合はすぐにご相談ください。

乳腺嚢胞(にゅうせんのうほう)

乳管の中に液体が溜まって袋状になったものです。ホルモンバランスの影響で袋が急激に大きくなると、周囲を圧迫して痛みを感じることがあります。基本的には良性の状態で、袋の中の液体を注射器で吸い出すことで痛みが改善する場合もあります。

線維腺腫

20代から30代に多い良性の腫瘍です。境界がはっきりとしたコロコロと動くしこりが特徴ですが、腫瘍が大きくなる過程で痛みを感じることがあります。多くの場合、経過観察となりますが、大きさに変化がある場合は注意深く見守る必要があります。

乳がん

多くの方が最も心配される疾患ですが、実のところ、初期の乳がんで痛みを伴うケースはそれほど多くありません。しかし、進行したがんが周囲の組織を圧迫したり、炎症を伴ったりすることで痛みが出ることはあります。早期発見が極めて重要な疾患であるため、痛みがある場合は「がんではない」ことを確認するために受診することをお勧めします。

乳房の痛みの処置や治療法

当院では、まず「なぜ痛みが起きているのか」を明確にするための検査を行い、その結果に基づいて最適な処置を提案します。

検査による現状の確認

問診で痛みの時期や期間、部位を確認した後、視触診および画像検査を行います。マンモグラフィと乳腺エコーを導入しています。AIの補助により、人間だけでは気づきにくいわずかな石灰化や腫瘤の影を客観的に解析し、診断の精度を高めることが期待できます。特にマンモグラフィでは、できるだけ痛みを抑えた撮影を心がけています。土曜や日曜(隔週)も検査を実施しているため、お仕事で忙しい方もスケジュールを合わせやすい体制です。

痛みを和らげる内服治療

検査の結果、大きな病気が見つからず、それでも痛みが強く日常生活に支障がある場合には、お薬による加療を検討します。炎症がある場合は抗生剤や消炎鎮痛剤を使用します。ホルモンバランスの乱れが原因の乳腺症などに対しては、漢方薬を処方することもあります。例えば「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」などは、血行を促進し乳腺の張りを改善する効果が期待されます。

生活習慣の指導とケア

処置だけでなく、日常生活での工夫についてもアドバイスを行っています。ブラジャーのサイズを見直すことや、カフェインやアルコールの摂取を控えること、質の良い睡眠をとることで痛みが軽減する方も多くいらっしゃいます。また、ストレスが痛みを増幅させている場合には、リラックスできる時間を持つことの重要性をお話しすることもあります。当院では、お薬だけに頼らない総合的なアプローチを大切にしています。

乳房の痛みについてのよくある質問

Q1. 乳房の片方だけが痛むのですが、がんでしょうか?

A1. 片方だけが痛むと不安になりますが、乳腺症や乳管の詰まり、周囲の筋肉の痛みでも片側だけに症状が出ることがよくあります。乳がんは痛みを伴わないことの方が多いですが、自己判断は禁物です。超音波検査などで内部の状態を確認すれば安心できますので、ぜひ一度ご来院ください。

Q2. 生理が終わっても痛みが消えません。何かの病気ですか?

A2. 生理周期に関係なく痛みが続く場合、ホルモンバランスが一時的に大きく乱れているか、乳腺嚢胞や乳腺炎などの疾患が隠れている可能性があります。また、まれに乳房以外の胸壁の痛みを乳房の痛みと感じていることもあります。数週間以上続くようであれば、一度検査を受けることをお勧めします。

Q3. マンモグラフィ検査は痛いと聞くので不安です。

A3. マンモグラフィは乳房を板で挟んで平らにするため、どうしても圧迫感や痛みが生じます。当院では経験豊富なスタッフが、患者さんの体調を伺いながら可能な限り優しく、かつ正確な画像が撮れるよう配慮しています。また、痛みがどうしても不安な方にはエコー検査を優先するなど、状況に合わせた柔軟な対応も可能です。

Q4. 男性ですが、乳房に痛みがあります。受診しても良いでしょうか?

A4. はい、もちろんです。男性の方でも「女性化乳房」といって乳腺が発達し、痛みやしこりを感じることがあります。また、頻度は低いですが男性乳がんの可能性もゼロではありません。当院は消化器外科や肛門外科なども診療しており、男性の方も通いやすい環境です。お気軽にご相談ください。

院長より

乳房の痛みは、多くの女性にとって非常にデリケートで不安な問題です。インターネットなどで情報を調べれば調べるほど、悪い病気のことが目に飛び込んできて、余計に足が遠のいてしまうという方もいらっしゃるでしょう。東京都多摩市の聖蹟トータルクリニックでは、そんな皆さんの不安な気持ちをしっかりと受け止めることを大切にしています。当院にはAI機能を備えた検査機器があり、科学的な根拠に基づいた診断を提供していますが、それ以上に大切にしているのは、患者さんのお話をじっくり聞き、納得していただくことです。検査をして「異常がない」とわかるだけでも、心の痛みは和らぐものです。木曜や土曜のレディースデイを利用して、リラックスした雰囲気の中で受診していただければと思います。聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩2分の場所で、私たちスタッフ一同、皆さんの健康を全力でサポートいたします。少しでも気になる痛みがあれば、迷わずに私たちのクリニックを頼ってください。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME