メニュー

乳房の赤みや腫れ

乳房に急な赤みが出たり、腫れや痛みを感じたりすると、多くの方が「もしかして乳がんなのではないか」と強い不安を抱かれることと思います。鏡を見て色の変化に気づいたり、下着が擦れて痛みを感じたりしたとき、どこに相談すればよいのか迷われるのも無理はありません。聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩2分に位置する聖蹟トータルクリニックでは、乳腺外科として多摩市周辺にお住まいの皆さんのこうしたお悩みに日々向き合っています。乳房の赤みや腫れは、授乳期特有のトラブルから、細菌感染による炎症、あるいは稀ではありますが迅速な対応が必要な疾患まで、その原因は多岐にわたります。当院では、マンモグラフィや乳腺エコー(超音波検査)を完備しており、経験豊富な院長が一人ひとりの症状を丁寧に診察いたします。特に木曜日と土曜日の午前中はレディースデイを設けており、女性の患者さんがよりリラックスして受診いただける環境を整えています。また、お仕事などで平日の受診が難しい方のために、隔週で土曜日・日曜日の診療も行っています。私たちは、患者さんの不安を一日でも早く取り除き、健やかな毎日を取り戻すお手伝いをしたいと考えています。乳房の赤みや腫れ、熱感、引きつれなどの違和感があれば、決して一人で悩まずに、ぜひ私たちのクリニックへご相談ください。

local_phone お電話でお問い合わせ▶ WEB予約はこちら

乳房の赤みや腫れの原因

乳房の赤みや腫れを引き起こす原因は、年齢やライフステージ、体の状態によって様々です。最も頻繁に見られるのは「炎症」によるものですが、その背景にはいくつかの異なるメカニズムが存在します。ここでは、臨床でよく遭遇する代表的な原因について、分かりやすく解説いたします。

授乳に関連したトラブル

授乳中の女性に多く見られるのが、母乳が乳管の中に溜まってしまう「うっ滞性乳腺炎」です。乳管が詰まると、その部分が硬く腫れて赤みを帯び、痛みや熱感を伴います。さらに、乳頭の傷などから細菌が入り込むと「化膿性乳腺炎」へと進行し、高熱が出ることもあります。これは産後の非常に辛い症状の一つですが、適切な処置によって改善が期待できるものです。

非授乳期の細菌感染

授乳中でなくても乳腺に炎症が起きることがあります。特に、乳輪の下に膿が溜まる「乳輪下膿瘍」は、陥没乳頭(乳頭が内側に引き込まれている状態)の方や、喫煙習慣がある方に多く見られる傾向があります。乳輪の周りが赤く腫れ、ズキズキとした痛みが生じるのが特徴です。一度治っても再発を繰り返しやすいという性質があるため、根本的なアプローチが必要になる場合もあります。

血管や皮膚の問題

乳房の皮膚に近い部分の静脈に血栓(血の塊)ができ、炎症を起こす「モンドール病」という疾患があります。これは病名だけ聞くと恐ろしく感じられるかもしれませんが、実際には良性の経過をたどることが多い状態です。乳房からお腹にかけて細い索状のしこりや、皮膚の引きつれ、赤みが生じます。また、単なる虫刺されや接触皮膚炎(かぶれ)が原因で乳房に赤みが出ることも珍しくありませんが、自己判断で放置するのは避けるべきです。

腫瘍による炎症反応

稀ではありますが、最も注意しなければならないのが、乳がんの一部で見られる炎症反応です。通常の乳がんは「しこり」として触れることが多いのですが、炎症性乳がんと呼ばれるタイプは、しこりを作らずに乳房全体の皮膚が赤く腫れ、オレンジの皮のように毛穴が目立つ状態になることがあります。これは迅速な診断と治療が必要な状態ですので、急激な乳房の変化を感じた際は、迷わず専門の医療機関を受診してください。

乳房の赤みや腫れによって引き起こされる病気

乳房の赤みや腫れという症状の背後には、いくつかの具体的な病気が隠れている可能性があります。診察では、これらの病気の可能性を一つずつ慎重に検討していきます。

急性乳腺炎と乳腺膿瘍

急性乳腺炎は、乳腺に細菌が感染して炎症を起こす病気です。初期は赤みと痛みだけですが、進行すると乳腺の中に膿が溜まる乳腺膿瘍という状態になります。ここまで進むと、皮膚がパンパンに腫れ上がり、激しい痛みとともに皮膚が破れて膿が出てくることもあります。早期に抗生剤などで治療を開始することが、悪化を防ぐ鍵となります。

肉芽腫性乳腺炎

これは比較的稀な疾患ですが、授乳から数年経った女性に発症することが多い、特殊なタイプの炎症です。原因は完全には解明されていませんが、自己免疫反応が関与していると考えられています。片側の乳房に広い範囲の赤みや膿瘍ができ、治りにくいのが特徴です。がんとの区別が難しいため、組織検査などの詳しい精密検査が必要になる場合があります。

炎症性乳がん

乳がんの中でも、がん細胞が皮膚のリンパ管を塞いでしまうことで、乳房全体が炎症を起こしたように赤くなるタイプです。一般的な乳がんと違って、はっきりとした「しこり」を触れないことが多く、単なる乳腺炎と間違われて診断が遅れるリスクがあります。抗生剤を飲んでも赤みが引かない場合などは、この病気を常に念頭に置いて検査を行う必要があります。聖蹟桜ヶ丘の当院では、AI技術を用いた最新の画像診断で、こうした微細な変化も見逃さないよう努めています。

乳房の赤みや腫れの処置や治療法

原因が多岐にわたるため、治療法もそれぞれの病態に合わせて適切に選択する必要があります。当院では、まず検査を行い、その結果に基づいた最適なプランをご提案します。

薬物療法によるアプローチ

細菌感染が疑われる場合には、適切な抗生剤の投与を行います。また、痛みや腫れを鎮めるために消炎鎮痛剤を併用することもあります。授乳中の方であれば、赤ちゃんへの影響が少ない薬剤を選定しますのでご安心ください。初期の乳腺炎であれば、こうしたお薬の服用だけで数日のうちに症状が落ち着いていくことがほとんどです。

外科的処置(切開排膿)

すでに膿が溜まって膿瘍になっている場合は、お薬だけでは完治が難しいため、局所麻酔をして皮膚を数ミリ切開し、溜まった膿を外に出す排膿処置を行います。これにより、圧迫されていた組織の痛みが劇的に改善します。処置は短時間で終わり、日帰りで行うことが可能です。当院ではできるだけ痛みに配慮した手法を取り入れています。

精密検査と経過観察

赤みの原因がはっきりしない場合や、がんの可能性を否定できない場合には、マンモグラフィや乳腺エコーで詳しく調べます。必要に応じて、細い針で細胞を採る検査(細胞診)や、少し太めの針で組織を採取する検査(針生検)を行うこともあります。

料金について

乳房の症状に関する診察は、原則として健康保険が適用されます。初診時の目安となる料金(3割負担の場合)を以下に示します。なお、実際の費用は検査内容や処置によって異なりますのでご了承ください。

項目 概算費用(3割負担)
初診料・再診料 約900円 - 1,200円
乳腺エコー検査 約1,100円 - 1,500円
マンモグラフィ(AI読影補助含む) 約1,700円 - 2,500円
切開排膿処置(必要な場合) 約2,000円 - 4,000円
処方箋料 約600円

※お薬代は別途、調剤薬局でのお支払いとなります。遺伝カウンセリングなどの特殊な相談については、自由診療となる場合がありますので事前にお問い合わせください。

乳房の赤みや腫れについてのよくある質問

Q1. 昨晩から急に乳房が赤く腫れて熱っぽいです。すぐに受診すべきですか?

A1. はい、できるだけ早めの受診をお勧めします。特に発熱を伴う場合は細菌感染が悪化している可能性があり、早めに抗生剤を服用することで膿が溜まるのを防げる可能性が高まります。聖蹟桜ヶ丘駅周辺の方は、当院へお電話いただければスムーズにご案内いたします。

Q2. 授乳中ではありませんが、乳腺炎になることはありますか?

A2. ございます。非授乳期の乳腺炎は、乳管の詰まりや陥没乳頭、喫煙、あるいは糖尿病などの持病が関係していることがあります。また、良性のしこりが原因で炎症を起こすこともありますので、画像検査で原因を特定することが重要です。

Q3. マンモグラフィは痛いと聞くので不安です。受けなくても大丈夫ですか?

A3. 乳房が赤く腫れて痛みがある場合、無理にマンモグラフィを行うことはせず、まずは痛みの少ないエコー検査を優先することが多いです。当院では最新のAI機能を導入しており、エコーだけでも精度の高い診断をサポートします。状態が落ち着いてからマンモグラフィを行うなど、患者さんの苦痛を最小限にするよう配慮しています。

Q4. 男性医師に診察されるのが少し恥ずかしいのですが。

A4. そのお気持ち、よく分かります。当院の診察は男性である院長が行いますが、木曜日と土曜日の午前中はレディースデイとしており、待合室の環境やスタッフの配置に配慮しています。診察の際も、できるだけ露出を少なくするなど看護師とともに細心の注意を払っておりますので、安心してご相談ください。

Q5. 赤みがあるのは乳がんのサインでしょうか?

A5. 赤みがあるからといって、すべてが乳がんというわけではありません。多くは炎症性の良性疾患です。しかし、一部に炎症性乳がんという注意が必要なケースがあることも事実です。私たちは、丁寧なエコー検査などで「がんの可能性を否定」し、安心をお届けすることを大切にしています。

院長より

乳房に赤みや腫れを見つけたとき、女性にとってその不安は計り知れないものだと思います。「もし悪い病気だったらどうしよう」「でも忙しくて病院に行く時間が作れない」と、病院の門を叩くのをためらってしまう方もいらっしゃるでしょう。聖蹟トータルクリニックの院長として、私はそんな皆さんの心のハードルを少しでも下げたいと願っています。私たちのクリニックでは、画像診断装置を活用し、客観的で信頼性の高い診断を迅速に提供することに努めています。また、単に今の症状を治すだけでなく、将来的な癌のリスクや家族への影響など、幅広い視点からお一人おひとりに最適なアドバイスをさせていただくことが可能です。聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩2分という立地や、土日の診療、レディースデイの設置も、すべては「いつでも安心して相談できる場所でありたい」という思いからです。乳房のトラブルは、早期に対応すればそれだけ治療も軽く済むことが多いものです。どんな些細な違和感でも構いません。多摩市の地域のかかりつけ医として、私たちが誠心誠意サポートいたします。どうぞ安心してお越しください。一緒に解決していきましょう。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME